会社や仕事で成功するための、知っておきべき法則

クレジットレベル=信用力を上げるための10の法

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転職の時に、勝てる人材。今の会社に於いても、重用される人材になるために、大切なことはクレジットレベル=信用力を上げることだ、とお伝えしました。(これは藤原和博氏の著作を参考にしています)
では、信用力を上げるには、どうすれあいいのでしょうか。
藤原和博さんは、次の10の提案をされています。

  • 挨拶はしっかりやる
  • 約束を守る。守れない時の次善の策を打つ
  • 伝統や文化を大切にする
  • 人の話をよく聞く
  • 論理的に考えて話す
  • 先の予測をしっかりとやる
  • 相手の立場を慮って考え行動する
  • プレゼンテーションの技術、考えや感情を表現できるスキルを持つ
  • あきらめない気力と、こだわらない潔さを持つ
  • 感謝と畏れを忘れない

挨拶はしっかりやる

これは当たり前ですよね。挨拶が苦手な人もいるのは知っていますし、私はそのことで人間的な価値が下がるとは思いません。でも、あなたが仕事を発注するひとであれあば。あるいはある会社の第二新卒や転職希望の人を採用する人事部の担当であれば、挨拶が気落ちいい人とそうでない人、実力がほぼ一緒だとしたら、どちらに仕事を発注しますか?どちらを採用しますか?
はい、そういうことです。あなたも相手の目を見て、しっかり挨拶できるよう習慣づけておきましょう。
私の会社に、こちらから挨拶すると、向こうからも挨拶を返してくれるのですが、P Cの画面を見たまま、キーボードを打ちながらの女性がいます。はっきり言って感じ悪いです。この女性とは仕事したくないですから。

約束を守る。守れない時の次善の策を打つ

平気で約束を破る人がいます。みんなと飲み会に行くのに待ち合わせで、平気で5分遅れる人がいます。5分なんて大したことない、と思うのであれば、あなたはクレジットが低い、と周囲の人には思われているでしょう。このように、時間を守る、遅刻をしない、といった 基本的なことや、企画書の提出日を守れない、これは約束を守れない、ということです。
また、例えば制作した企画書のレベルが低かったら、相手の期待を裏切ることになります。これも、約束を破ることになります。
さて、ここでもシミュレーションしてみましょう。、
約束を守れな人と、守る人。どちらを採用しますか?

また、どうしても約束が守れない状況も発生することがあります。
その時はどうするか。
なるべく早めに、約束を守れないことを、ステークホルダーに、理由と、それから次善の策とともに伝えることです。
これは約束が守れないとわかった瞬間に、やるべきことです。

伝統や文化を大切にする

これ、前の二つの項目から比べると、一気に難易度というか、解釈が難しくなっているのですが。
教養といえばいいでしょうか。リベラルアーツと言えばいいでしょうか。
最新のことも含めて、歴史があるもの、伝統があるものを知り理解しリスペクトするという態度や行動は、実は素晴らしいことなのです。
海外に行くと分かりますが、外国の方々は、我々日本人に、能やお茶の話を聞きたがります。日本人の有名なシェイクスピア研究の第一人者が、イギリスに留学していた時に、最も海外の人から興味を抱かれたのは、観阿弥や世阿弥のことだった、とのこと。
伝統とモダンが語れて(理解し、リスペクトし、分析出て、プレゼンできる)始めて一人前。
このことは常に心がけておきましょう。

人の話をよく聞く

これもある種、基本ですね。
ただ、この基本ができていない人が多いのも事実。
コミュニケーションは、人間として必須の能力です。人と(時としては別の生物と)情報や思いのやりとりをして、脳を活性化し、情報を加え、あるいは書き換え、お互いを進化させていく、それがコミュニケーションです。
そのコミュニケーションのスタートポイントが、人の話をよく聞くこと。しっかり相手の目を見て。
そして、わからないことがあれば、疑問に思う所があれば、また賛同できる所があれば、全てメモを取ってしっかり聞き返したり、賛同の意を評したりするべきです。
とにかく、相手の話を受け、それから話を展開していきましょう。それがコミュニケーションであり、それをしっかりと行うことで、あなたのクレジットレベルは上がっていくのです。

論理的に考えて話す

話すことに一貫性があること。
これは社会人と言うか、仕事をする人間にとっては絶対に必要な能力です。
仕事というものは、正式なプレゼンテーションに限らずとも、相手に何かを提案し、それを理解し、納得してもらうことの連続です。
その時に、あなたの話す内容が論理的でないと、相手はあなたが何を言っているのか、さっぱりわからない、という状態になります。これはマズいです。
常に論理的な考え方ができるように、習慣づけておきましょう。
また、ロジカルに考えることで、多くの問題は解決し、新しく素晴らしい提案ができる可能性は高まります。
論理的に考えて話す。これは転職の面接でも、絶対に、面接官はチェックしていますので、しっかりと習慣づけておきましょう。

先の予測をしっかりとやる

例えば、私がプレゼンテーションをやる時。企画書をベースに何度も練習をしますが、その時に、相手はどのように感じるだろうか? どのような質問が来るだろうか?と、しっかりシミュレーションします。このようなシミュレーションは、社会人としてとても大事で、そこをサボる人は、仕事ができるとは言えません。
つまり、先の予測をきっちりとやっておきましょう、ということです。
先程のプレゼンテーションの例などは典型ですね。
営業職であれば、あるデータを見ながら、これは、お得意様から注文が来るのではないか、といった予測を立てたりもします。
将棋の羽生善治さんや藤井聡太さんが、何手も先を読むのと同じです。彼らは将棋で予測を立てますが、ビジネスマンも同じです。それができるのが、デキるビジネスマンであり、転職の時も、求められる力です。

相手の立場を慮って考え行動する

これもコミュニケーションの能力に近いものです。
仕事は、一人でするものではありません。多くの人の協力があって進めることができますよね。だからどんな発言をする時も、相手が何を考えているか、どういう考え方の持ち主なのかを考えて、するべきなのです。同僚、先輩、後輩、上司、お得意先……。そうしないとコミュニケーションにならないのです。コミュニケーションがちゃんと取れて初めて、仕事になるのですから。
常に、相手を立てる。相手を慮る。
面倒ですか?でも、仕事ができる人は意識しないでこれができるようになっています。誰だって、できます。習慣付けましょう。転職で成功するために。

プレゼンテーションの技術、考えや感情を表現できるスキルを持つ

これは2つの意味があります。
正にプレゼンテーションの場合。
多くの聴衆を前にして、説明するヤツです。
もう一つは、普段の打ち合わせ。
これも自分の意見を披露する時は、プレゼンテーションになりますよね。

どちらもやはり、天才でない限りは、トレーニングが必要です。
前者の場合は、世の中に沢山のプレゼンテーショントレーニングの本などが出ていますので、具体的な技術の獲得の仕方はそちらに任せます。
後者は、これはもうコミュニケーション能力です・
この記事でも紹介してますように、相手の話をよく聞き、ロジカルに話し、相手の慮り、色々予測しながら話す力です。話す、といっても、身振り手振り、時には歌いながら、あるいは資料を見せながら。そういうことが大事です。

あきらめない気力と、こだわらない潔さを持つ

あきらめない。こだわらない。この2つを併せ持つのはとても大変です。
先ず、転職で面接官が重要視するのは、あきらめない心構え。どんなに難しい問題でも、必死に考えれば道は開ける、と信じ、いろんな方向から考え分析し、勝ちに行く。まず、この力を身につけましょう。
どうやったら身につくか。それは、この記事にここまで書いてある内容を実行することです。特に、ロジカルに考えれば、問題解決の方法が見つかる、と信じることです。

こだわらない潔さ。
これは文章で表現するのは難しいのですが、それでもあきらめずに表現を試みると、彼女に振られたら、もう追いかけない。いい女だったよ、といって爽やかに去る、といった感じです。
諺で言えば、人事を尽くして天命を待つ。天命を待つ心、天命が降りた後の心持ちを潔く、ということです。
これは、経験を積まないと、なかなか難しい。

感謝と畏れを忘れない

先ほども書きましたが、自分一人でできる仕事はありません。あなたが毎日生きていけるのも、あなたが知っているところだけではなく、知らないところでいろんな人が支えてくれているのは間違いない事実です。それは誰しもが同じこと。
一緒に仕事をして助けてくれる人には、もちろん感謝。さらに、わからないところでも支えてくれているいろんなものに感謝。これが畏れという感覚です。
感謝と畏れをナチュラルに抱けるようになると、あなたという存在が魅力的になってきます。素敵な出会いがあり、やりがいのある仕事がやってきます。転職も、思っている以上にいい会社と巡り会うことでしょう。
例えば、毎晩寝る前に、今日一日に感謝する。そういう習慣をつけることは、とても大事なことなのです。

ということで、
社会人の常識として、転職サイトには登録しておきましょう。
いつも申し上げていますが、もう転職しなければやっていけない、という状態になってからでは、転職サイトに登録する気力も無くなっているということが多くあります。
転職情報を常にゲットしておくことで、転職リテラシーが高くなります。

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