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コモディティ人材は、給与が上がらない

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転職さきも引く手あまた。もちろん新しい会社に転職するたびに、給与が上がっていく。あなたは、そういう人材にならなければならないのです。
そのためにはどうすればいいのでしょうか……。
それを考える上で、2つの人材のタイプを考えてみたいと思います。
それはコモディティ人材とスペシャリティ人材です。

コモディティ人材とは、歯車のような仕事しかできない人のこと

コピー可能。あなたのやっている仕事は、そのような仕事ではないですか?あなたは会社に多少の利益は生み出しているでしょう。でもそれは当たり前のこと。大事なのはそこではありません。大事なのは、「あなたは、換えの効かない人材」なのかどうか、ということです。
あなたが、突然「1ヶ月後に会社を辞めます」と言い出して、本気で会社があなたを止めてくれるかどうか。
もちろん上司は、「考え直してくれよ」と言うかもしれません。でも、本心からでしょうか。
もし、あなたという人材が、他の人には真似のできない仕事っぷりであれば、本心から止めてくれるでしょう。
でも、あなたでなくても誰でもできる仕事であれば、その引き止めは本心ではなく、形だけのものでしょう。つまりあなたは、コモディティなのです。
コモディティとは、スペックが数値や言語で表現できるもの。
例えば、六大学クラスの大学出身である、TOEICで900点以上、修士号を持っている、◯◯の資格を持っている……などだ。
これらは一見、転職に有利に見えるでしょう。でも、今の時代、このような人材は、言い方はよくないですが、掃いて捨てるほどいます。性能の良い歯車なのです。マニュアルを読んで、それを理解し、その通りに実行する。これはある程度の能力があれば誰でもできる。歯車としては優秀かもしれませんが、その歯車が壊れても、すぐ、同じような歯車を嵌めかえればいいだけなのです。なぜなら、このような歯車は、世の中にたくさんあるからです。
このような人材をコモディティ化した人材=コモディティ人材と呼びます。

コモディティ人材は、給料は上がらない

資本主義の原理原則は、
人はよりいいものを求める
同じクオリティであれば、安いものを求める
この二つが支配します。
これを人材に当てはめてみると、
会社(雇う側)としては、クオリティのいい人材を求めます。
しかし、ある程度高い人材であれば(ある程度のクオリティが担保できていれば)それは、同質の人材なので、安く雇いたいのです。
これがコモディティ人材の悲劇です。
せっかく、英語を勉強したり、資格をとっても、それが他の人達と変わらないのであれば、すなわちコモディティ人材なのです。ホンと、嫌な言い方をすると、それくらいの人材はどこにでもいる、ということなのですね。

あなたが目指すべきは、スペシャリティ人材

コモディティから抜け出すには。
コモディティからスペシャリティを目指すことです。これで初めて、あなたの給料は上がることになります。転職先も引く手あまたでしょう。
では、スペシャリティ人材とは、どのような人材なのでしょうか。
一言で言えば、換えが効かない人材です。
スペシャリティを日本語に訳すと、特殊性、専門性、特別……です。
換えが効かない人材です。
あなたが会社の営業職でもマーケティング職でも、何でも構いませんが、あなたがいるから、お得意がついてきてくれる、ということがありますか?
まあ、会社の場合は、組織と組織の関係になりますから、なかなか、あなたが今の会社を辞めて、次のところに行く、とお得意様に伝えたら、じゃあ、私達も次の会社と取引しますよ、ということはなかなか難しいでしょうが、気持ちとしては、そういうことです。
美容師さんや調理師さんなら、わかりやすいですね。
あるお店に勤めていたとしても、あなた目当てで来店されているお客様が多いのであれば……あなたはスペシャリティ人材です。あなたが勤めるお店を変えたら、おなたについていた多くのお客様は、新しいお店に来てくれるでしょう。
それこそがスペシャリティなのです。
だから、私達が目指すべきは、スペシャリティ人材なのです。

スペシャリティになるには、何をすればいいのか?
それは、こちらの記事(ごめんなさい、まだ工事中です)を読んでみてください。

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